RACAL社製米軍用中短波受信機、受信周波数範囲は、0.5MHz〜29.999999MHzで、「1Hz」直読であるが、周波数は、桁が多くて見にくいと感じる。CPUを内蔵し、コンピュータコントロールの受信である。電源投入時にBITEチェックを行い、受信機の異常箇所及びフィルタのチェックをして、メインダイヤルの左上のランプでエラーを報知する。外観上の前期型と後期型との見分け方は、前期型は、銘板にR−2174(P)となっており、後期型は、R−2174A(P)と改良型を示す「A」がついている。前期型は、ダイヤルの照明が麦球でオレンジ色になるが、後期型は、ダイヤルの照明がLEDで黄緑色になる。尚、前期型のダイヤルの照明の麦球は切れていることが多い(LED化キットが出ている。)。なお、本機は、ROMを3個内蔵しており、軍用のオリジナルのROMでは、1Hz,30kHz,1kHzのSTEPであるが、民生用のROMに交換すると、10Hz,100kHz,1kHzのSTEPにできる。尚、回路に故障が多いことが知られており、また、メモリバックアップ用の電池は液漏れし易く、液晶も経年変化でにじみが出やすいが、交換用の部品は、米国のオークションのサイトや専門店で入手可能である。