このオアシス国際特許事務所付属 無線機博物館では、所長弁理士 山本尚が、収集した各種の受信機、ラジオ、トランシーバー等を公開しています。

小学4年生(昭和44年)で初めてラジオを組み立て以来、無線やBCLに明け暮れた私の現在の趣味は、無線機・受信機の収集と修理です。私達の世代は、子供の頃に、ラジオの製作、初歩のラジオ、CQ等を愛読し、パーツ屋でTRや抵抗等の部品を買って電子工作に励んだものです。中学から高校時代には、BCLブームで、海外からの短波放送の受信に明け暮れました。私は、第2級アマチュア無線技師(JF2VEM)でもありますが、交信より、無線機いじりが好きです。業務用受信機や軍用無線機には、「なるほど!」と関心する優れた構造や回路が見られます。
(山本尚 JF2VEM) |
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静岡県静岡市(旧清水市)に存在する伝説の小林無線製作所製の真空管式の名機DH−18をトランジスタ化したもので、第一局発可変式ダプルスーパー、7バンド切り替え。SSBにも対応。IFは、75kHzと低く、LCフィルタで音が良い。
主に、遠洋鮪・鰹漁船等に中短波用のサブ受信機として設置された。本機も遠洋漁船からの放出品。
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日本無線の昭和40年代のベストセラーNRD−1ELの後継機種、NRD−1ELをトランジスタ化し、LED式のデジタルカウンターをつけたものとも言える。1970年代に多数使用された。局発は、PLLでなくコリンズタイプのPTOを使用。遠洋鮪・鰹漁船、貨物船、タンカー等の商船のメインの中短波受信機として使用された。NRD−72・73・75シリーズまでの、JRCの受信機のデザインの元になっている。本機は、LEDの劣化及びLEDの半田付けの不良により周波数表示に画素欠けが生じ易いが、交換用のLEDは、汎用品なのでパーツショップでまだ購入できる。また、製造されてから30年近くたち、RF増幅段及びMIX用のTRが不良に成り易いので、感度が極端に低下した場合には、交換の必要がある。整備はし易い。補修用のLED及びTRの予備の手持ちがあります。
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日本無線の世界的ベストセラーNRD−72シリーズの最上位機である。通常船舶無線では、SSBはUSBモードを使用するので、NRD−72はUSBモードしかないが、本機は、LSBモードも装備し、周波数STEPは、10Hz、100Hz、1kHz切り替えとなっている(NRD−72は、100Hz、1kHz切り替え)。
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日本無線のNRD−72シリーズの後継機種のNRD−91,92,93シリーズの最廉価版。主に、内航用のフェリー等に設置された。回路基板が少なく内部に空洞が目立つが、BCLには最適。
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米国COLLINS社の業務用・軍用の真空管式受信機の名機。軍用機は、R−388。本機は、朝鮮戦争期〜ベトナム戦争前期に使用された。真空管式18球、500kHz〜30MHzを30バンドで切り替え、1バンド当たり、1MHz幅となっている。μ同調のPTOにより1kHz直読を実現。LCフィルターなので、音が良い。今から50年以上前に1kHz直読でほとんど、周波数がドリフトしない受信機を作ったのはすごいと思う。
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米国COLLINS社、最後の真空管式受信機、500kHz〜30MHzを30バンドで切り替え、通信社、米国政府機関、大使館、米軍で広く使用された。MHzと、100kHzをメカニカルカウンタ、それ以下を1kHz直読のダイヤルを使用。多くの受信機マニアが使用している。使い易い大きさである。
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沿岸漁業の漁船用の中短波受信機、テンキーで周波数を入力、メモリ内蔵で、メモリスキャンも可能で結構便利である。サイズの割に音が良い。内部構造を見ると、船舶無線機というより、BCL受信機みたいである。パネルデザインに古野のオリジナリティを感じる。
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米国DRAKE社製の中短波受信機。今から30年前のBCLブームの時に、確か29万で売られていた(私は、20年くらい前に中古で2万で購入した。)。受信するバンド(500kHz幅)のクリスタルを入れる必要がある。1kHz直読、トランジスタ式で業務用の受信機としては、値段の割に簡素な作りである。軽くて移動が楽。
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